人生の文脈を交わす会の当日の進行(都内版)

 都内でやる時は、まずそれぞれが持ってきた作文を参加者に配り、一人ずつ簡単に自己紹介をします。そして一人ずつ自分の作文を読み上げて、全体でそれぞれの作文の内容を共有します(最初に声を出した方が後から話やすくなるのではないかと思っているので基本的に声を出して読むことにしていますが、本人的に人前で読みづらい内容だと思ったら、皆に黙読をしてもらうことも可です)。

全員が読み終わったら、『それではAさんの作文を基にして話をしていきます』といった感じで、まずはAさんの作文に対して意見や質問を求めます。そうしていくと話は自然と他の人の作文の内容や経験談に繋がったりしていきます。特別Aさんだけの話に限らなければならないということではないので、あまりにも突飛な方向に話が脱線しない限りはそのまま続けます。基本的にAさんの作文を基にざっくばらんに会話をしていこう、といった感じです。しばらくAさんの作文を主題にして話し合ったら、次はBさんの作文を主題にして…、というような形で、順番を回していきます。次はCさん、Dさん…、といったようになりますが、その時もまたAさんやBさんの作文の内容や経験談に言及しても大丈夫です。順番は大体時計回りで、時間の区切り方は主催者が当日の人数や時間などを考えながら区切っていきます。

なんだか文字にすると複雑なことをやっているように思えますが、やってみれば毎回スムーズに進んで行くので、そんなに難しいことをやっているわけではありません。